福岡市の学校給食の話題! 食育とは遠い給餌に思えるのは私だけか!
カロリー計算だけでなく、食の楽しさを覚える献立を!

 福岡市の学校給食について、唐揚げがひとつだけ白いお皿に乗った写真がネットや報道を通じて広まり、「寂しい給食」として話題になっています。

 もちろん、日々の献立は、教育委員会に所属する栄養士の皆さんが子どもたちの健康を第一に、限られた予算の中で一生懸命工夫を凝ら!してくださっています。そのご努力には心から感謝しています。
 ただ、私が最初に読んだSNSの投稿は、アジア諸国の給食や刑務所の食事と比較する形で福岡市の給食が貧相だと紹介された記事でした。この写真を見て、正直に言って私も大変ショックでしたし、福岡の子どもたちに申し訳ない気持ちにもなりました。もちろん、あの記事が毎日の給食をすべて正確に表しているわけではないとは思いますが、それでもこの写真が見た人に強い衝撃を与えたことは確かです。
 その後、教育委員会から説明を受け、具だくさんの汁物などでしっかりと栄養やカロリーを補っていることや、日々の給食には多様な献立が用意されていることなどは理解しました。出来るだけ地産地消にこだわってお米も福岡県産米を使用しています。
 とはいえ、いま「食育」の重要性が強く言われている時代です。単に栄養素や効率だけではなく、「美味しそう」「食べたくなる」と感じる見た目や食べ合わせも、子どもたちの食への関心や健全な成長につながる大切な要素です。
 今回の報道を受け、教育委員会では外部有識者や民間の方も交えた検討会の設置を検討しており、教育長が議会でその方針を示されました。
 私は、今回の件は福岡の学校給食をより良いものへと進化させるチャンスだと思います。
 既成概念にとらわれず、子どもたちが楽しみにできる、本当に美味しい給食の実現に向けた議論が多角的に進むことを、私も心から願っています。
 ちなみに副菜など品数だけでなく、給食では以前からご飯(和食)にも牛乳といった組み合わせがなされていますが、個人的には、こうした点も食育の観点から本当にいいのか考えてほしいと思っています。もちろん栄養素としてカルシウムを安定的に効率的に摂取出来る利点は承知していますが。
 また、食材費、特にお米などの価格も高騰している今、給食にかける予算を増やしていくことは当然の判断だと考えています。これから外部有識者や民間の方を交えた検討会を経て、教育委員会で示された方向性については、補正予算も含めて、市長部局としてもしっかりと予算面でバックアップします。
 そして福岡市では今年度の2学期から、すべての学校給食が無償化されます。保護者の皆さんの負担増なく、子どもたちによりよい給食が届くよう、これからも教育委員会と力を合わせて取り組んでまいります。

2025年6月14日(Unknown)