「人と人のつながりをつくる」個別政策(福祉、教育、公共事業等々)

M先生
九州のある中核市の財務アドバイザーを引き受けて、来週に一泊2日で初ミーティングがある。財務部長が決算議会の対応で打ち合わせ資料の準備も不十分になりそうで、2日にわたって雑談のようになりかねず申し訳ないと言われた。
それでいいのだ。最初は雑談こそが最も大切である。そこからアイデアが出るのだから。
S
理系の研究課題も、日常的な会話、とっぴな発想から。アイデアが生まれることがあります。無駄の効用ということです。最近の傾向は、効率を求め、成果を挙げることが、求められがちです。学問の分野は、もっとゆったりとした気分も、必要と思います。
M先生
社会科学も全く同じですよ。
いまの若手研究者や院生を見ていて本当にダメだなぁと思うのは、とにかくコスパ・タイパ(費用対効果・時間対効果)ばかりで、全く発想力がないことです。なので、彼らの書く「論文」も全く面白くないし、会話をしても愉しさも学びもありません。私が古典を読もうと誘っても「私の研究と何の関係があるんですか?」と平然と言ってのけます。
私が観る限り、アカデミズムに未来はありません。
O
昨夜市対連の学習会を聴きました。冨田宏治先生が強調する「対話による包摂の政治」と「人と人のつながり」は通底するものがあるように思いました。差別や分断が横行する今の時代を変えるヒントがあるんでしょうね。
M先生
ありがとうございます。
私はいまのあらゆる個別政策(福祉、教育、公共事業等々)はすべて「人と人のつながりをつくる」へ収れんさせていく覚悟がなければ、この国は存続できないと思っています。


2025年8月31日(S)