古田光明 卵を食べると認知症が減るというニュースから

米タフツ大学(Tufts University)らの研究チームは、卵の摂取量とアルツハイマー型認知症のリスクとの関連を調査。分析の結果、卵を週に1回食べていた人は、月1回未満しか食べない人に比べて認知症の発症リスクが47%低いことが判明した。
さらに、週に2回以上卵を食べていた人も同様に、約半分のリスクであることが示されました。卵に豊富に含まれる「コリン(choline)」という栄養素にあり、コリンは、記憶や学習に関わる神経伝達物質「アセチルコリン」の材料となり、脳の神経細胞膜の構成にも重要な役割を果たしている。
今回の研究では、「卵の摂取頻度」と「コリン摂取量」、そして「認知症発症率」の関係を数理モデルで解析し、卵の保護効果の約39%はコリン摂取によって説明できることが示された。